【事業者向け完全ガイド】公式ラインの作り方|PC・スマホでの開設手順から料金・運用まで

  • 最終更新日:2026.06.15

公式ラインをつくりたいけれど、どこから手をつければいいのかわからない。そんな事業者の方は多いはずです。LINEの国内利用者は2025年12月末で月間1億人に達し、いまや顧客にメッセージを届けるなら一番身近な手段になりました。

メッセージの開封率は約55%とされ、メルマガの約20%とくらべて約3倍の到達力があります。だからこそ、店舗・サロン・BtoB・ECのどの業種でも、リピート促進や新規獲得、問合せ受付に活かせます。

この記事では、PCとスマホそれぞれの開設手順から、料金プランの選び方、業種別の運用ポイント、開設後の設定方法を解説します。読み終えるころには、自分のお店で何から始めればいいかが決まっているはずです。ぜひ参考にしてみてください。

目次

LINE公式アカウントとは?事業者が活用すべき理由

まずは公式ラインがどんなものか、個人で使うLINEと何が違うのかを押さえておきましょう。基本の機能と、事業者にとっての3つのメリットがわかれば、導入する意味がはっきり見えてきます。

LINE公式アカウントの基本(個人LINEとの違い)

LINE公式アカウントは、企業や店舗がお客さんに向けて使う、ビジネス専用のLINEアカウントです。一斉メッセージの配信、1対1のチャット、順番に届けるステップ配信、トーク画面に固定するリッチメニュー、クーポン、ショップカードなど、集客や販促に使う機能がそろっています。

個人のLINEとの一番の違いは、業務目的でお客さんにアプローチできるところです。誰が読んだか、どれくらい反応があったかを数字で確認でき、複数の担当者で運用することもできます。友だち同士の連絡用ではなく、お店の窓口として動かせる道具だと考えてみてください。

事業者がLINE公式を使うべき3つの理由

事業者が公式ラインを選ぶ理由は、大きく3つあります。

1つめは、リーチの広さです。国内の月間アクティブユーザーは2025年12月末で1億人に達しました(LINEヤフー公式発表)。これだけ多くの人が使っているサービスは、国内でもそうありません。

2つめは、届いたメッセージが読まれやすいことです。LINEヤフーの調査では平均開封率が約55%とされ(2022年6月時点)、メルマガの20%前後を大きく上回ります。送っても埋もれてしまう、という悩みが起きにくいわけです。

3つめは、無料で始められるところです。まず無料プランで配信の感触をつかみ、反応の数字を見ながら有料プランへ移していけます。

公式ラインの作り方|開設前に準備するもの

開設する前に、手元にそろえておきたい情報と、登録方式の選び方を整理しておきましょう。先に準備しておくと、申し込みの途中でつまずかずに進められます。

必要な情報(メールアドレス・電話番号)

開設に必要なのは、メールアドレス、SMS認証ができる電話番号、業種、会社名や店舗名、担当者の情報です。これらを先にメモにまとめておくと、入力の途中で手が止まりません。

ひとつ注意したいのが電話番号です。IP電話や海外の番号はSMS認証ができない場合があるので、手持ちの番号で認証できるかを事前に確かめておくと安心です。なお、開設の時点では支払い情報の登録はいりません。無料プランからそのまま始められます。

ビジネスID登録(事業者はメールアドレス登録推奨)

登録の方式は「LINEアカウントで登録」と「メールアドレス(ビジネスID)で登録」の2種類です。

事業者には、メールアドレス(ビジネスID)での登録をおすすめします。理由は、担当者が変わってもアカウントを引き継ぎやすく、チームでも運用しやすいからです。LINEアカウントで登録すると、その人の個人LINEに紐づいてしまい、担当者が退職したときにアカウントの引き継ぎが難しくなります。

あとから困らないためにも、最初からビジネスIDでつくっておきましょう。

公式ライン 作り方【PC編】5ステップ

PCからの開設は、画面を広く使えて設定や分析がしやすく、日々の運用にそのまま向いています。事業者にはPC版での開設がおすすめです。ここからは、開設ページにアクセスしてから完了するまでを5つのステップに分けて見ていきましょう。

ステップ1:LINE公式アカウント開設ページへアクセス

まずは開設ページにアクセスし、「LINE公式アカウントをはじめる」をクリックします。ブラウザはChrome・Safari・Edgeの最新版を使うと、表示の崩れや認証のトラブルを避けやすくなります。古いブラウザを使っているなら、先に更新してから進めてみてください。

ステップ2:LINEビジネスIDの作成

つぎに、ビジネスIDをつくります。「メールアドレスで登録」を選び(事業者はこちらがおすすめ)、パスワードを設定すると、入力したメールアドレスに認証用のリンクが届きます。そのリンクをクリックすれば、認証は完了です。場合によってはSMS認証もあわせて求められます。

すでにビジネスIDを持っているなら、新しくつくる必要はありません。ログインするだけで次に進めます。まずは登録に使うメールアドレスを決めておきましょう。

ステップ3:アカウント情報の入力

ここでアカウント名(20文字以内)、業種、会社名や店舗名、所在する国や地域、担当者の情報を入力します。アカウント名は、お客さんが検索で見つけやすい日本語にしておくと、その後の集客で効いてきます。

気をつけたいのが、アカウント名は設定してから7日間は変更できないことです。さらに、後述する認証済アカウントを取得したあとは、原則として名前を変えられなくなります(変更は個別の問い合わせが必要になります)。正式な店舗名・社名の表記を社内で確定させてから、入力に進んでください。

ステップ4:ビジネスマネージャー組織の作成・接続【2025/6/25必須化】

2025年6月25日以降、新しく開設するときはビジネスマネージャーとの接続が必須になりました。ビジネスマネージャーは、複数のアカウントやデータをまとめて管理する仕組みのことです。

初めて開設する場合は「ビジネスマネージャーの組織を作成」を選び、組織名を入力します。すでに組織を持っているなら、その既存の組織を選ぶだけで進められます。なお、2026年3月ごろには、既存のアカウントも接続が必須になるという案内がありました。これから開設する方は、この接続をひとつのステップとして組み込んでおいてください。

*参考 ビジネスマネージャー マニュアル | LINEヤフー for Business

ステップ5:管理画面ログイン・開設完了

最後に、利用規約や情報の利用への同意など、確認の画面がいくつか表示されます。内容に目を通しながら進めていきましょう。すべて完了して管理画面(LINE Official Account Manager)にログインできれば、開設は完了です。

配信やメニューの設定など、ここからの操作はこの管理画面で進めていきます。まずは一度ログインして、画面の構成を眺めてみてください。

公式ライン 作り方【スマートフォン編】

スマホアプリからも開設はできますが、管理機能の豊富さからPC版がおすすめです。外出先で手早く始めたいときの方法として、スマホでの手順も押さえておきましょう。

専用アプリのダウンロード

スマホで開設するには、専用アプリが必要です。iOSはApp Storeで、AndroidはGoogle Playストアで「LINE公式アカウント」と検索してダウンロードします。

ここでひとつ注意があります。これは普段使っているLINE本体のアプリではなく、「LINE公式アカウント」という別のアプリです。間違えやすいので、アプリ名をよく確かめてからインストールしてみてください。

ビジネスID作成・ログイン

アプリを起動したら、「LINEアカウントで登録」または「メールアドレスで登録」を選びます。PC版と同じく、事業者にはメールアドレス(ビジネスID)での登録がおすすめです。初回はビジネスIDをつくり、利用規約に同意してログインします。先に登録用のメールアドレスを決めておくと、スムーズに進みます。

アカウント作成

必要な情報を入力し、「アカウントを作成」をタップすれば開設は完了です。ここまでで、スマホからでもアカウントが使える状態になります。

ただ、スマホで開設したあとも、本格的に運用するならPC版の管理画面のほうが使いやすいです。リッチメニューをつくったり数字を見たりする作業は、画面の広いPCのほうがぐっと楽になります。そのため、開設だけスマホで済ませて、設定はあとからPCで、という進め方がおすすめです。

公式ライン 作り方|料金プランの選び方

料金プランは3種類です。事業者の規模や配信の頻度から、自社に合うプランを選んでいきましょう。まずは3つの違いを表で見比べてみてください。

3つの料金プラン比較表

プラン名 月額(税別) 無料で送れる通数 追加メッセージ
コミュニケーション 0円(無料) 月200通まで 追加配信なし
ライト 5,000円 月5,000通まで 追加配信なし
スタンダード 15,000円 月30,000通まで 1通あたり最大3円(配信数で変動)

無料のコミュニケーションプランは、月200通までを無料で配信できますが、それを超える追加配信はできません。ライトプランは月5,000通まで。スタンダードプランは月30,000通まで配信でき、それを超えた分は1通あたり最大3円で追加配信できます。

まずは自分の配信量がどのプランに収まるかを、次の項目の計算式で確かめてみてください。

事業者規模別おすすめプランの選び方

プラン選びの基準は、配信数の計算式です。「友だち数 × 月の配信回数」で、ひと月に必要な配信通数の目安が出せます。

たとえば、友だちが500人で月に2回配信するなら、1,000通。これなら無料のコミュニケーションプランで足ります。友だちが2,500人で月2回なら5,000通で、ライトプランがちょうど収まります。友だちが5,000人を超えるECなどの事業者は、スタンダードプランを検討する場面が増えてきます。

小規模店舗(友だち〜500人/月2回)はコミュニケーションプラン、中規模(友だち〜2,500人/月2回)はライトプラン、大規模やECはスタンダードプランが目安です。

ただし、スタンダードプランでは、配信通数が想定を超えると追加課金が発生するので、まずは計算式で自分の通数を試算してみてください。

2026年10月の追加メッセージ料金改定について

2026年10月から、LINE公式アカウントの追加メッセージ料金が改定される予定です(LINEヤフー公式発表)。改定後は、月20万通までが1通3円、20万通を超えた分が1通2.5円という新しい体系になります。

これは、ひと月に数十万通の大量配信を行なう事業者にとって影響の大きい変更です。配信の設計を見直し、誰に届けるかを絞るセグメント配信を活用すれば、無駄打ちを減らしてコストを抑えられます。大量配信をしているなら、改定の前に一度、自社の配信通数とその内訳を確認しておきましょう。

業種別|公式ライン作り方のポイント

同じ公式ラインでも、業種によって力を入れたい設定や運用の設計は変わります。ここでは代表的な3つの切り口で、開設時に押さえたいポイントを見ていきます。

お店・店舗向け(飲食・小売)

飲食や小売の店舗では、クーポンの配布とショップカードの機能が来店を後押しします。来るたびにポイントがたまる仕組みは、リピート率の底上げにつながります。

友だち追加の直後に届くあいさつメッセージで、初回限定の特典を出すのも効果的です。「いま登録すると〇〇」という来店の動機を、最初の接点でつくれます。

あわせて、営業時間・住所・電話番号はプロフィールに必ず入れておきましょう。検索でたどり着いたお客さんが、そのまま来店まで進みやすくなります。まずはあいさつメッセージの特典から考えてみてください。

サロン向け(美容・ネイル・整体)

美容やネイル、整体などのサロンでは、予約まわりの自動化が効いてきます。予約の受付を自動化し、予約確認や前日のリマインドを送ることで、キャンセル率を下げられます。

施術メニューと料金は、リッチメニューに集約しておきましょう。お客さんが知りたい情報にすぐたどり着けると、離脱を防げます。さらに、施術のビフォーアフターやスタッフの紹介を配信すれば、「ここなら任せられる」という信頼につながります。

まずは前日リマインドの設定から始めてみてください。

会社・企業・EC事業者向け(BtoB・物販)

BtoBの企業なら、商談予約・資料請求・問合せの窓口を公式ラインに集約すると、見込み客の獲得と営業の効率化に活かせます。バラバラだった連絡経路がひとつにまとまります。

EC事業者は、カート連携や購入後のフォロー配信で、もう一度買ってもらう流れをつくれます。一度きりで終わらせない設計です。さらに、セグメント配信(絞り込み配信)を活用すれば、顧客の属性ごとに内容を変えて届けられます。まずは自社の問い合わせ経路を、公式ラインにまとめられないか考えてみることもおすすめです。

認証済アカウントへの申請方法

認証済アカウントにすると、信頼性が高まり、使える機能も増えます。事業者なら申請しておく価値があります。ここでは未認証との違いと、申請手順、開設できない業種について解説します。

未認証アカウントとの違い

認証済になると、プロフィール名の横に緑色のチェックマーク(認証バッジ)が付いて、LINEアプリ内の検索結果にも出てくるようになります。それだけでなく、友だち追加広告や請求書での決済、店舗用ポスターの利用といった機能も使えるようになります。

とくに大きいのが、2026年4月のバッジ刷新です。これで未認証のアカウントにはバッジが付かなくなり、認証済の「ちゃんとしたアカウント」という印象が、以前より際立つようになりました。逆に未認証のままだと、アプリ内の検索に出てこず、認証済だけが使える機能の一部も使えません。

ひとつだけ注意があります。認証済になると、アカウント名の変更には再審査が必要になります。申請の前に、名前の表記を社内で固めておきましょう。

認証済と未認証で何がどう違うのか、下の表でまとめています。迷ったら、ここを見比べてみてください。

項目 認証済アカウント 未認証アカウント
アプリ内検索の表示 ◯ 表示される × 表示されない
公式バッジ 緑色のバッジが付き、信頼につながる バッジは付かない
友だち追加広告 ◯ 使える × 使えない
請求書(後払い)決済 ◯ 使える × クレジットカード決済のみ
店舗用ポスター・ノベルティ ◯ ダウンロードできる × 使えない
アカウント名の変更 再審査が必要(5〜10営業日) すぐに変更できる
取得費用・審査期間 無料/審査は5~10営業日 無料/すぐ取得できる

認証申請の手順と開設できない業種

申請の手順はシンプルです。管理画面の「設定」→「アカウント設定」→「アカウント認証をリクエスト」から、必要事項を入力して送ります。審査の期間は5〜10営業日ほどが目安で、混み合う時期はもう少しかかることもあります。

もし審査に落ちても、未認証アカウントとして運用は続けられますし、再申請もできます。落ちてもアカウント停止にはならないので、まずは申請してみましょう。

ただし、以下の業種では申請しても認証されません。

  • 出会い系
  • アダルト関連
  • MLM(連鎖販売)やねずみ講
  • 科学的な根拠の乏しい商材の販売

自社が該当しないかだけ、申請の前に確認しておきましょう。当てはまらないなら、管理画面からそのまま申請してみてください。

公式ライン開設後の基本設定

開設したら、最初に整えておきたい設定が4つあります。ここがCVを生み出す土台になります。順番に設定していきましょう。

プロフィール・アイコン設定

アイコン画像は640×640pxが推奨サイズで、店舗のロゴや代表的な画像を設定します。ここはお店の顔になる部分なので、印象を左右します。

注意したいのは、画像を1度変更すると1時間は再変更できないことです。差し替える前に、本当に使う画像かどうかを確かめてから設定しましょう。あわせて、ステータスメッセージ(20文字以内)に簡潔な自己紹介を入れておくと、どんなお店かが一目で伝わります。この二つはしっかりと設定しておきましょう。

あいさつメッセージの設定

あいさつメッセージは、友だち追加の直後に自動で届くメッセージです。しかも、これは配信数にカウントされない無料の配信です。使わない手はありません。

ここは、お客さんとの最初の接点になる大事な場所です。初回特典やクーポンの配布、商品ページへの誘導などを置いておくと、追加した直後の離脱を防げます。テキストだけでなく、画像やリッチメッセージを組み合わせると反応率が上がります。まずは「登録ありがとう」のひと言と、最初の特典を用意してみましょう。

リッチメニューの設定

リッチメニューは、トーク画面の下部に固定で表示されるメニューです。テンプレートには「大(最大6枠)」と「小(最大3枠)」の2種類があります。

画像サイズは、大が2,500×1,686px、小が2,500×843pxです。まずは大サイズでつくっておくと見た目のインパクトを出しやすく、項目を絞りたいときは小に切り替える、という進め方が扱いやすいでしょう。それぞれの枠に、クーポン・予約・ショップ・お問い合わせなど、タップした先のURLを設定していきます。

いきなり6枠すべてを埋めようとすると手が止まります。まずは「お客さんに一番押してほしいものは何か」を考えて、最低限出す項目を絞るところから始めてみてください。

自動応答メッセージ

自動応答メッセージは、お客さんからメッセージが届いたときに、一律で自動返信する機能です。これも配信数にカウントされない無料の機能です。

個別のチャット対応をしない事業者は、「個別の返信はできない」旨をこのメッセージで明示しておくと、お客さんの誤解を防げます。返信が来ないと不信感につながるので、ひと言添えておきましょう。まずは、自社が個別対応するかどうかを決めて、それに合わせた文面を設定しておきましょう。

事業者がLINE運用で成果を出すコツ

開設はゴールではなく、ここからが本番です。配信を成果につなげるための運用のポイントを3つ紹介します。LINEマーケティングの全体像は、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

友だち追加導線の設計

どれだけ良い配信をしても、友だちが増えなければ届きません。まずは追加してもらう導線を増やしましょう。QRコードを、店頭のポスター、名刺、サンクスメール、レシートなどに展開していきます。

認証済アカウントなら、友だち追加広告を使ってリーチを広げることもできます。そして、追加してくれた直後にあいさつメッセージで特典を出せば、その場での離脱を防げます。まずは、お客さんの目に触れる場所を1つ選んで、そこにQRコードを置いてみてください。

配信頻度とブロック率の関係

配信の頻度は、多すぎても少なすぎても、うまくいきません。業界の平均ブロック率は20〜30%程度とされ、運用がうまいアカウントは10%以下に抑えています。

配信が多すぎるとブロック率が上がり、少なすぎると存在を忘れられてしまいます。最初は週1〜2回から始めて、ユーザーの反応を見ながら調整していくのが現実的です。数字を見て、ちょうどいい配信頻度を探ってみてください。

セグメント配信の活用

全員に同じ内容を送るより、相手に合わせて送ったほうが反応は上がります。年齢・性別・地域などで送り先をしぼれば、その人に響く内容だけを届けられます。

たとえば、女性向けの商品案内を男性にも送ると反応は鈍りますが、女性だけにしぼれば無駄がありません。さらにビジネスマネージャーを使えば、電話番号やメールアドレスをもとにした絞り込みもできます。配信のたびに「この情報は誰に一番響くか」を考えて、送り先を分けてみてください。

自社運用と運用代行、どちらを選ぶべきか

公式ライン運用を自社でやるか、外部に任せるかは、体制とフェーズで決まります。社内のリソースとノウハウがあるかどうかが、判断の軸です。どういった場合に、自社運用・運用代行が向くのかを解説します。

自社運用が向くケース

自社での運用が向くのは、まず配信の本数が少なく、運用の負荷が軽いケースです。月に2〜4回ほどの配信なら、社内でも十分まわせます。

つぎに、専任のLINE担当者を置ける、またはすでにSNS運用のノウハウがある場合です。基本的な操作に慣れていれば、立ち上がりが早くなります。さらに、業界や顧客の知見が社内にたまっていて、何を訴求すべきかがはっきりしているなら、運用代行会社に頼らなくても軸がぶれません。当てはまるなら、まずは自社で始めてみることがおすすめです。

運用代行が向くケース

一方で、運用代行が向くのは、社内に人手が足りず、配信や分析のやり方もわからないケースです。手が回らないまま放っておくくらいなら、任せてしまったほうが成果につながります。

配信して、結果を分析して、次に活かす。この流れを社内だけで回しきれない場合も、代行が力になります。BtoBやECのように、業種ならではのコツが必要な分野も同じです。

さらに、複数の窓口をまたいでお客さんの情報をまとめて管理したいなら、専門の手を借りる価値があります。自分たちだけでは回しきれないと感じたら、一度相談してみてください。

運用代行費用の目安と選定基準

業務範囲 自社運用 運用代行 料金の目安 選ぶときの判断
戦略・目標の設計 社内のやり方しだいで品質にばらつき 業界知見をもとに初期設計 初期設計:10〜30万円(一括) 社内に知見がなければ代行が有利
配信原稿・画像の制作 担当者の負担が大きく品質維持が難しい プロのライター・デザイナーが制作 月3〜10万円(本数・点数で変動) 配信が多いほど代行が割に合う
リッチメニュー・リッチメッセージ制作 デザイナーがいないと社内制作は厳しい デザイン込みで提供 1セット2〜5万円/月額の更新制も 見た目が反応に直結。プロ品質が安心
配信スケジュール管理・実配信 担当者の業務時間を圧迫しがち 配信代行で社内の手間ゼロ 月3〜10万円(プランによる) 日々の業務が回らないなら外注
効果分析・改善 分析スキルとレポート作成の負担 月次レポートと改善提案つき 月3〜10万円(戦略込みで5〜15万円) 改善を回せるかで成果が変わる
ステップ配信・絞り込み配信の設計 機能が高度で社内設計は難しい シナリオ設計から運用まで 月5〜15万円(複雑さによる) 成果への影響が大きく、任せる価値が高い
まるごと一括(戦略〜改善まで) 専任が必要(人件費 月30万円〜) すべて代行でまとめて対応 月15〜30万円(範囲・配信数で変動) 人手も知見も足りないなら代行一択

費用の相場は、月3万円〜30万円ほどです。業務の範囲、配信の頻度、リッチメニュー制作の有無で変わってきます。配信代行だけなら月3〜10万円、戦略設計から制作まで含めると月15〜30万円が目安です。

業者を選ぶときの基準は、実績のある業種、レポートの細かさ、コミュニケーションの頻度、契約期間の柔軟さの4つです。ここが合わないと、契約後に「思っていたのと違う」となりがちです。業者の詳しい選び方は以下の記事を参考にしてみてください。

asnaro(アスナロ)のLINE運用代行は、BtoB・EC領域での実績が多数あります。自社だけで進めるのが難しいなら、専門家に相談するのも一つの手です。ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

公式ラインは、月間1億人に届けられて開封率も高い、事業者にとって心強い味方です。PCからなら3〜5分で開設でき、2025年6月25日以降はビジネスマネージャーとの接続が必須になりました。料金プランは「友だち数 × 配信回数」でひと月の通数を試算し、配信のボリュームから選ぶのが基本です。そのうえで、業種に合わせた使い方を設計できると、開設後の成果が変わってきます。

社内での運用が難しいと感じたら、専門家に相談するのも一つの手です。asnaro(アスナロ)ではBtoB・EC領域でのLINE運用代行を行なっています。ぜひお気軽にご相談ください。

公式ライン 作り方に関してよくある質問(FAQ)

Q1. 公式ラインの開設にお金はかかりますか?

A. 無料のコミュニケーションプランから始められるので、開設の時点で費用はかかりません。月200通まで無料で配信でき、支払い情報の登録もいりません。配信数が増えてきたら、実績を見ながら有料プランへ移してみてください。

Q2. 開設にはどれくらい時間がかかりますか?

A. PCからの開設なら、必要な情報がそろっていれば3〜5分ほどで完了します。メールアドレスとSMS認証できる電話番号、会社名や店舗名を先に手元にまとめておくと、つまずかずに進められます。

Q3. 個人のLINEアカウントでも登録できますか?

A. 登録自体はできますが、事業者にはメールアドレス(ビジネスID)での登録がおすすめです。個人LINEに紐づけると、担当者が退職したときの引き継ぎが難しくなるからです。チームで運用する前提なら、最初からビジネスIDでつくっておきましょう。

Q4. 認証済アカウントは必ず申請したほうがいいですか?

A. 信頼性と使える機能が大きく増えるので、事業者なら申請をおすすめします。アプリ内の検索に表示され、友だち追加広告も使えるようになります。審査は5〜10営業日ほど。落ちても運用は続けられるので、まず出してみてください。

Q5. 配信しすぎるとブロックされませんか?

A. 配信が多すぎるとブロック率は上がりますが、少なすぎても忘れられてしまいます。まずは週1〜2回から始めて、反応を見ながら調整するのが現実的です。受け取って得をする内容を意識すると、ブロックされにくくなります。