【2026年最新】Shopifyで越境ECを始める方法|多言語・多通貨・海外発送の設定からおすすめアプリ・手数料まで徹底解説
海外にも商品を売ってみたい。でも、言語や通貨のこと、関税や送料の仕組みがなんだか難しそうで、費用がいくらかかるのかもよく見えない。そのように感じて、なかなか一歩を踏み出せずにいるEC担当者は少なくありません。
じつはShopifyは、こうした越境のハードルをぐっと下げてくれるプラットフォームです。カナダ発でBtoC世界シェア上位、多言語や130以上の通貨といった越境機能が、はじめから標準で備わっています。
この記事では、Shopifyで越境ECを始めるメリットから、設定手順、海外発送・関税・手数料、おすすめアプリ、注意点までを順に解説します。配送業者の選び方や通関の実務は別記事にまとめているので、ここではShopify側の設定と運用に絞って紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
Shopifyが越境ECに向いている理由

Shopifyは、もともと海外に売ることを前提につくられたサービスです。では、なぜ越境に強いのか。その理由を、3つの機能の面から解説します。
海外販売を前提に設計されたプラットフォーム
Shopifyはカナダ発のグローバル企業が運営するECサービスで、世界中のオンラインストアで高いシェアをもっています。クラウド型なので、自分でサーバーを用意したり保守したりする必要がなく、始めやすいのも魅力です。
越境ECで本当に効いてくるのは、標準機能の幅広さです。多言語表示、通貨換算、国際配送との連携など、海外販売にかかせない仕組みが、はじめからひととおりそろっています。ほかのカートシステムなら追加開発が必要な部分も、Shopifyなら余計なコストをかけずに使い始められます。海外に売るための土台が、最初からととのっている。そう考えるとわかりやすいはずです。
多言語・130通貨に標準対応
越境ECでまずぶつかるのが、言語と通貨の壁です。Shopifyは公式無料アプリのTranslate & Adaptが150以上の言語に対応し、自動翻訳は2言語まで、手動編集なら数の制限なく使えます。商品ページを現地語に近づけておくだけで、海外のお客さんも内容をきちんと理解でき、安心して買い物を進められます。
通貨も130以上に対応します。Shopify Paymentsを使えば、お客さんの所在地に合わせて現地通貨を自動で表示できるので、価格のわかりにくさで迷わせずにすみます。さらにPayPalやApple Pay、Google Payといった決済にも対応し、「使いたい支払い方法がない」という海外ならではの離脱も防げます。なお自動換算や現地通貨表示はプランや要件によって変わるため、導入前に確認しておくと安心です。
Shopify Marketsで複数国を一元管理
販売する国が増えるほど、設定はばらばらになりがちです。Shopify Marketsは「マーケット」という単位で国や地域を登録し、言語・通貨・価格・関税表示を国別にまとめて管理できる仕組みです。
国ごとに値づけを変えたり、表示をローカライズしたりといった作業が、ひとつの画面で完結します。市場ごとの戦略を立てやすく、運用の手間も抑えられます。国を追加するときも同じ画面で設定できるため、販売エリアを広げていく局面でとくに効いてきます。
| 機能 | 内容 | プランの留意点 |
| 多言語対応 | 公式の無料アプリ「Translate & Adapt」でサイトを多言語化。150以上の言語に対応し、自動翻訳は2言語まで、手動の翻訳は無制限 | 全プランで利用可(自動翻訳は2言語まで) |
| 多通貨決済 | 130以上の通貨に対応。Shopify Paymentsを使えば、お客さんの所在地に合わせて現地通貨を自動表示 | 全プランで利用可(Shopify Payments必須) |
| 国際決済手段 | クレジットカードに加え、PayPal・Apple Pay・Google Payなどにも対応 | 全プランで利用可(使える決済手段は地域で異なる) |
| Shopify Markets | 国・地域ごとに言語・通貨・価格・関税表示をまとめて管理 | 全プランで利用可 |
| 関税・輸入税の見積もり/徴収 | チェックアウト画面で関税・輸入税を見積もり、お客さんから徴収 | 全プランで利用可(Shopify Payments必須) |
| HSコード・原産国の登録 | 商品管理の「配送」でHSコード(6桁+国別に8〜10桁)と原産国を登録 | 全プランで利用可 |
| 配送ゾーン・送料設定 | 国をグループにまとめ、注文金額または重量で送料を自動計算 | 全プランで利用可 |
Shopifyで越境ECを始める7つのステップ

ここからは、実際の設定の流れを見ていきましょう。国を決めることから始め、あとは順番に整えていくだけです。STEP1から7まで、ひとつずつ手を動かしながら確認していきましょう。
STEP1:販売先の国・地域を決める
まず決めたいのは、どの国に売るかです。市場の大きさやニーズはもちろん、その国でその商品を売っていいのかどうか、規制の有無もあわせて見ておきましょう。とくに化粧品・食品・電化製品は国ごとのルールが厳しく、見落とすと出荷できないこともあるので注意が必要です。
関税や現地の税についても、この段階で調べておくと安心です。アメリカでは少額免税が撤廃され、いまは全価格帯が課税の対象になっています。対象に含めるなら、価格設定も再度見直しておきましょう。
STEP2:発送方法を決める
発送の主な選択肢は、日本郵便の国際郵便(EMSなど)と、DHL・FedExといった国際宅配業者(クーリエ)の2つです。料金・スピード・追跡・補償のバランスを見ながら、商材に合うものを選んでみてください。
配送業者の細かい比較や通関書類、3PL・保税区の選び方は、運用のかなめとなる部分です。これらは、越境EC物流に関する記事にまとめていますので、あわせて読んでみてください。
STEP3:多言語・多通貨対応を設定する
テーマやアプリを使って、いろいろな言語や通貨で表示できるようにしていきます。自動で換算してくれるテーマやアプリを入れておけば、お客さんのいる場所に合わせて、現地の通貨が画面に出るようになります。
支払いまで現地通貨でそろえたいときは、Shopify Paymentsを入れておくのが基本の形です。ただ、国や支払い方法によっては、別の決済サービスが必要になることもあります。翻訳については、Translate & AdaptやTranscy、Hextomといったアプリがおすすめです。
STEP4:Shopify Marketsを設定する
STEP1で決めた国を、「マーケット」として登録していきます。ここで言語・通貨・価格・関税表示を国ごとに設定しておくと、越境に必要な情報がひとつの画面にまとまります。
最初にきちんと登録しておけば、あとから国を追加したり、価格を調整したりするときもスムーズです。運用が長く続くほど、この一元管理のありがたみを感じられますし、担当者が変わるときの引き継ぎもらくになります。
STEP5:海外向けの送料(配送ゾーン)を設定する
国や地域をグループにまとめた「配送ゾーン」をつくります。これを使えば、注文金額や重量に応じて、送料を自動で計算できるようになります。海外は国によって料金の差が大きいので、ゾーンごとに整理しておくと、設定がすっきりまとまります。
あわせて、商品にHSコードと原産国も登録しておきましょう。送料は、重量の範囲・注文金額・地域をもとに決めるのが現実的です。最初から細かく分けすぎないほうが、あとの運用もらくになります。
STEP6:税率・関税を設定する
配送先の国の税法や関税ルールに沿って、設定していきます。関税を受取人が払うDDUにするか、販売者が前払いするDDPにするか、どちらの方針でいくかを、ここで決めておきましょう。
Shopifyの「関税・輸入税の見積もり・徴収」は、Shopify Paymentsを使用することでBasicを含む全プランで利用可能です。ただし、関税の計算から現地決済までを丸ごと自動化してくれるManaged Marketsについては、日本のマーチャントには制約があるため、事前に確認しておくと安心です。
なおアメリカでは、2025年8月にde minimis(少額免税)が撤廃され、いまは全価格帯が関税の対象になっているため、そこもしっかりと確認しておきましょう。
STEP7:ポリシーページを整備する
最後に、配送ポリシーや返金ポリシーを整えていきます。とくに気をつけたいのが、DDUの場合は関税をお客様が負担するという点を、はっきり伝えておくことです。
この案内を、カート・チェックアウト・注文確認メールのそれぞれで示しておくと、商品到着時に思いがけない関税請求が来てお客さんを驚かせたり、チャージバックにつながったりする事態を防げます。トラブルの多くは「聞いていなかった」というところから起きるので、先回りしてひとこと添えておくのが効果的です。
Shopifyの海外発送の設定で押さえるべきポイント

海外発送は、設定の細かいところを押さえておくかどうかで、あとの運用が大きく変わってきます。ここでは押さえるべきポイントを3つ解説します。
HSコード・原産国を登録する
各商品管理ページの「配送」セクションで、HSコード(6桁)と原産国を入力します。国によっては、8〜10桁のより細かいコードも追加でき、対象国を増やすほどその精度が効いてきます。
適切なHSコードがないと、税関で足止めされたり、関税を誤って計算されたり、最悪の場合は返送になってしまうこともあります。あとからまとめて修正すると時間がかかってしまうので、商品登録のタイミングで入れておくのがいちばん確実です。
海外向け送料の決め方
国際送料は、実重量と容積重量の大きいほうで計算されることが多いです。容積重量というのは、箱の大きさから割り出す重さのことで、計算式は配送業者によって少しずつ違います。DHL・FedEx・UPSなどは「縦×横×高(cm)÷5000」が標準です。日本郵便のEMSは実重量で計算されます。
とはいえ、梱包する前に正確な重量やサイズを計測するのは、なかなか難しいものです。そこで、重量範囲・注文金額・地域をもとに送料をあらかじめ設定しておくと、無理なく運用できます。お客さんの側から見ても、送料が無料や定額だと最後まで安心して買い物を進められるので、購入にもつながりやすくなります。
関税はDDUかDDPか(地域別の考え方)
基本はDDU、つまり関税や消費税を受取人が払う形です。今のインコタームズでは、この方式はDAPと呼ばれています。一方のDDPは、関税を販売者が先に払っておく形なので、お客さんにとっては安心感がありますが、そのぶん配送業者への追加料金が高くなりがちです。
地域ごとの注意点も見ておきましょう。EUでは、IOSS登録をしておけば、150ユーロ以下のVATをチェックアウトの時点で受け取れます。ただし2026年7月1日から、150ユーロ以下の関税免除が廃止され、当面は品目(HSコード)ごとに一律3ユーロの固定関税が課されるようになりました(2028年7月まで/IOSS利用時・郵便物が対象)。 VATだけでなく関税も見ておく必要がある、という点は押さえておきましょう。UKでも同じような対応ができます。
そして、とくに気をつけたいのがアメリカです。2025年8月29日、これまで800ドル以下は免税だったde minimisというしくみが撤廃されました。これによって、すべての価格帯が関税の対象になり、少額の発送で使えていた免税のメリットはなくなりました。アメリカ向けに売るなら、価格の見直しや、関税がかかることをお客さんにきちんと伝えること、DDPにするかDDUにするかの見直しは、避けて通れません。
| 方式・地域 | 関税の負担と扱い | 実務での対応 |
| DDU(DAP) | 受取人が関税・消費税を負担 | カート〜注文確認で負担をはっきり伝え、チャージバックを防ぐ |
| DDP | 販売者が前払い・顧客体験は良い | 配送業者の追加料金を価格に織り込んでおく |
| EU | 150ユーロ以下はVAT対象 | IOSS登録でチェックアウト徴収が可能 |
| UK | VAT対応が必要 | EUに準じた登録・徴収で対応 |
| US | de minimis撤廃で全価格帯が課税 | 価格設計と関税明示、DDP/DDU方針を見直す |
Shopify越境ECにかかる手数料・費用

越境ECは、月額だけを見ていても全体像はなかなかつかめません。本当に見ておきたいのは、実はその先の上乗せ分です。
- プラン月額
- 決済手数料
- 海外カードや両替の手数料
- アプリ費用
これを見落としたまま始めると、あとになって「思ったより手元に残らない」と気づくことになりかねません。この内訳を、ひとつずつ分解していきましょう。
プラン月額と決済手数料
通常プランの月額は、年払い/月払いで以下の通りです。
- Basic:3,650円/4,850円
- Grow:10,100円/13,500円
- Advanced:44,000円/58,500円
まずはBasicから始めてみて、規模に合わせて上げていくのが現実的な流れです。
決済手数料は、国内発行カードでBasic 3.55%、Grow 3.4%、Advanced 3.25%といった水準になっています。売上規模が大きくなるほど、上位プランの低い料率がじわじわ効いてくるので、月額と手数料の合計で損益分岐を見ながらえらんでみてください。
海外発行カード・両替(為替)手数料
海外発行カードやAmexは、Basicでオンライン3.9%など、国内カードよりも料率が高めに設定されています。海外のお客さんが増えるほど、この差は意外と無視できない金額になっていきます。
現地通貨で販売・決済する場合は、為替や両替にまつわる手数料もかかることがあるので、そこも忘れずに見ておきましょう。利益率を計算するときは、この上乗せ分もきちんと入れておくと安心です。正確な料率はプランや地域によって変わるので、Shopify公式の料金ページで確認してみてください。
アプリ・配送・IOSSなどの追加コスト
標準料金のほかにも、見込んでおきたい費用があります。翻訳・関税計算・配送ラベルといったアプリの月額、EU向けのIOSS登録、そしてDDPを選んだ場合の配送業者の追加料金(1件あたり2,000〜3,000円〜が目安)などです。
これらを最初から織り込んでおくと、運用が始まってから「思ったより利益が残らない」と焦る場面を減らせます。費用は、早めにひととおり棚卸ししておくのがおすすめです。
| 費用項目 | 内容 | 目安 |
| Shopify月額料金 | 基本プランの月額料金(年払い・月払い) | Basic 3,650円/4,850円・Grow 10,100円/13,500円・Advanced 44,000円/58,500円 |
| 決済手数料(国内カード) | オンライン決済でかかるカード手数料 | Basic 3.55%・Grow 3.4%・Advanced 3.25% |
| 決済手数料(海外カード・Amex) | 海外発行のカードやAmexを使った場合の手数料 | Basicで3.9%など(プランによって変わる) |
| 為替・両替手数料 | 現地の通貨で販売・決済するときにかかる換算コスト | プランや地域によって変わる(事前に要確認) |
| アプリ利用料 | 翻訳・関税計算・配送ラベル発行などのアプリにかかる月額 | 無料から数十ドル/月(使うアプリによる) |
| DDP配送の追加料金 | DHLやFedExなどでDDP(関税前払い)を選んだ場合の手数料 | 1件あたり2,000〜3,000円ほど |
| IOSS関連の費用 | EU向けVAT対応のための登録やアプリの費用 | 使うサービスによって変わる |
越境EC運営におすすめのShopifyアプリ

越境ECのアプリは、課題ごとにえらんでいくと迷いにくくなります。考え方としては、翻訳・配送・関税やIOSS・通貨という4つの軸で見ていくのが近道です。それぞれ見ていきましょう。
多言語・翻訳アプリ
翻訳の出発点としておすすめなのが、公式無料のTranslate & Adaptです。自動翻訳は2言語まで、手動編集は無制限なので、まず試してみるには十分です。さらに調整したいとなったら、TranscyやHextomへ広げていくとよいでしょう。
これらのアプリを導入する目的は、商品説明やUI、サポートの文面を現地語にそろえて、買い物の途中で離脱されてしまわないようにすることです。言語が整うだけで、購入完了率は思った以上に変わってきます。
配送・送り状・追跡アプリ
配送まわりは、Ship&coなどが心強い味方になってくれます。ShopifyからHSコードを自動で同期し、複数の配送業者の送り状を一括で発行、追跡番号も自動で連携してくれます。
海外発送は、1件ごとの書類づくりがどうしても重くなりがちです。手入力のままだと、件数が増えたときに一気にパンクしてしまいます。ここを自動化できると、出荷のたびに発生していた手作業がまとめてなくなり、ミスも減って、運用がぐっと軽くなります。
関税・IOSS(VAT)対応アプリ
EU向けに売っていくなら、IOSS対応のアプリが力になってくれます。EAS EU & UK ComplianceなどはEUのIOSS番号の取得や、150ユーロ以下のVAT徴収に対応していて、UK向けの対応も用意されています。
関税やVATは仕組みが複雑で、手作業だとどうしてもミスが起きやすい領域です。計算を間違えると、お客さんへの過不足請求に直結してしまいます。専用アプリに任せることで、お客さんへの請求も、自社の処理も整っていきます。
多通貨・価格表示の補助アプリ
使っているテーマが自動換算に対応していない場合でも、補助アプリを使えば現地通貨表示や端数の調整を補うことができます。たとえば「19.99ドル」のようにきりのよい価格にそろえておくと、見た目の違和感も減らせます。
価格の見え方は、海外のお客さんが買ってくれるかどうかを大きく左右します。母国の通貨で、しかも自然な桁数で表示されるだけで、安心して購入まで進んでもらいやすくなります。テーマを乗り換えずに表示だけ整えたいときに、重宝するはずです。
| カテゴリ | アプリ例 | 主な機能 | 料金区分 |
| 多言語・翻訳 | Translate & Adapt | 多言語対応・自動/手動での翻訳 | 無料 |
| 多言語・翻訳 | Transcy/Hextom | 翻訳機能や通貨表示の拡張 | 無料〜有料 |
| 配送・送り状 | Ship&co | HSコードの自動同期・送り状の一括発行・追跡番号の連携 | 有料(無料トライアルあり) |
| 関税・IOSS | EAS EU & UK Compliance | EU/UK向けVATの計算・IOSS番号の取得と徴収 | 有料 |
| 多通貨・価格表示補助 | 各種通貨表示アプリ | テーマが対応していない場合の現地通貨表示・端数の調整 | 無料〜有料 |
Shopify越境ECの注意点・つまずきやすいポイント

最後に、導入後の「こんなはずでは」を防ぐポイントをお伝えします。自力での集客、アプリで膨らむコスト、そして物流と通関に集中するつまずき。この3つ、実は多くの人が同じところでつまずいています。知っておくだけで、立ち上げ後の見通しがまったく変わってきます。
自力での集客が必要
Amazonや楽天のようなモール型と違って、Shopifyは公開しただけではお客さんが集まってきません。SEOやSNS、現地で人気の媒体を使った施策を、自分たちで動かしていく必要があります。
ここで見落としがちなのが、予算です。サイトの構築費とは別に、集客のためのマーケ予算をきちんと確保しておかないと、せっかくつくったストアが誰の目にも留まらないまま終わってしまいます。最初から「つくる費用」と「届ける費用」は、分けて考えておくのがおすすめです。
アプリ追加でコストが膨らみやすい
翻訳・関税・配送と、必要に応じてアプリを足していくと、ランニングコストはじわじわ増えていきます。便利だからとあれこれ入れすぎると、月々の固定費が利益を圧迫してしまうこともあります。
おすすめは、まず標準機能で始めてみることです。運用してみて、本当に足りない部分だけ、段階的にアプリを足していく。この順番なら、ムダな固定費を抱え込まずにすみますし、どのアプリがちゃんと効いているかも見きわめやすくなります。
つまずきは”物流・通関”に出やすい
設定が終わったあと、実際に手こずるのは、たいてい物流まわりです。配送品質のばらつき、リードタイムの変動、返品対応、通関書類の不備など、運用の負荷はこの領域に集中しやすくなっています。
ここを甘く見てしまうと、せっかく売れても発送や返品でつまずきかねません。配送業者の比較や通関、3PLの選び方といった物流の詳細は、以下の記事で解説していますので、合わせて目を通してみてください。
構築・運用・物流まで一気通貫で任せられるasnaro(アスナロ)へ

越境ECは、じつは「構築」よりも「運用・物流」のほうで差がつきます。だからこそ、入口から出口までを一社にまかせられる体制があると安心です。 立ち上げ後に何でつまずきやすいのか、そしてasnaro(アスナロ)がそこをどう支えられるのかを紹介します。
越境ECは”運用・物流”でつまずく
ストアを公開できても、そこからが本番です。多言語でのカスタマー対応、関税の日々の運用、国際物流、返品処理。こうした立ち上げ後の運用が、越境ECの成否をわけていきます。
ツールの設定を終えることは、ゴールではなく、あくまでスタートです。運用をだれがどう回していくのか、その体制まで設計しておくことが、海外で売り続けるための条件になってきます。設定だけ整えて運用が追いつかない、という事態はできれば避けたいところです。
asnaro(アスナロ)の強み|Shopify Experts×EC一気通貫
asnaro(アスナロ)は、Shopify Experts認定の構築力をもちながら、その先の集客・運用・受注・物流・CSまでをまとめて支援できます。越境物流の実績もあり、設定で終わらない伴走ができるところが強みです。窓口がひとつにまとまっていると、部門ごとに業者を分けるよりも連携がスムーズに進みます。
構築から運用、越境EC物流までを一社にまかせられると、社内の負担はぐっと軽くなります。まずは無料相談や資料ダウンロードから、いまの課題をお気軽にご相談ください。
まとめ

Shopifyは多言語や130通貨など越境機能が標準でそなわり、設定さえ押さえれば海外販売を始めやすい基盤です。この記事で紹介した7ステップを設定すれば、始めることが可能です。
海外発送はHSコードと送料、関税はDDU/DDPとIOSS、アメリカ・EUのde minimis撤廃を、手数料やアプリとあわせて押さえましょう。成否をわけるのは構築より公開後の運用と物流です。まずはasnaro(アスナロ)にお気軽にご相談ください。
Shopify 越境ECに関するよくある質問(FAQ)
Q1. Shopifyだけで越境ECの関税まで全部自動化できますか?
関税や輸入税の見積もり・徴収は、Shopify Paymentsがあればどのプランでも使えます。ただし計算から海外での支払いまで自動化するManaged Marketsは、アメリカ本土の事業者向けで、日本の事業者は基本的に使えません。その先まで求めるなら、アプリや運用でカバーする前提で考えましょう。
Q2. アメリカのde minimis撤廃で何が変わりましたか?
2025年8月29日に800ドル以下の少額免税が撤廃され、全価格帯が関税の対象になりました。免税メリットがなくなったぶん、価格設計の見直しと、関税負担の明示は欠かせません。
Q3. DDUとDDPはどちらをえらぶべきですか?
コストを抑えたいなら受取人負担のDDU、顧客体験を優先したいなら販売者前払いのDDPです。DDPは配送業者の追加料金が高めなので、その分を価格に織り込めるかどうかで判断してみてください。
Q4. 越境ECの送料はどう決めればいいですか?
実重量と容積重量の大きいほうで計算されるため、梱包前に正確な額を読むのはなかなか難しいものです。重量範囲・注文金額・地域をもとに配送ゾーンで自動計算しておくのが現実的で、送料無料や定額にすると買われやすくなります。
Q5. 多言語対応は無料で始められますか?
公式無料アプリのTranslate & Adaptで始められます。自動翻訳は2言語まで、手動編集は無制限です。言語を増やしたくなったら、TranscyやHextomといった有料アプリへ広げていってください。







