【失敗は成功の元の素】005:SNSマーケティングをはじめる前に

  • ENTRY:2022.06.23.Thu
  • UPDATE:2022.06.24.金

こんにちは、hakutsuです。

asnaroに寄せられるご相談の中に「SNSマーケティングをはじめたいんだけど、どうやればいいかわからない」というお悩みがかなり多くあります。

SNSマーケティングとはいわゆるソーシャルネットワークサービスを用いた集客(販促)活動を指します。TwitterやFacebook、Instagramでの情報発信ですね。最近ではここにYou TubeやTikTokが加わり、それなりに成果をあげている企業もチラホラ。まさに百花繚乱といった勢いです。

しかしこのSNSマーケティング、ひと言でまとめられるほどシンプルではありません。どんなプラットフォームを選ぶかによってかかるリソースや必要なテクニックがまるで違ってきます。また参入障壁が低いので気軽にはじめられる反面、成果につなげるまでにはそれなりの時間や予算がかかるものでもあります。

そこで今回はSNS別にその特徴や傾向について紹介します。ご相談の前に目を通していただけるとコミュニケーションがスムーズに運ぶかと思います。

①Twitter

140文字のテキストメッセージがメインのTwitter。昔はミニブログなんて言われたこともありました。画像や動画も投稿できますがやはり主役はテキストになります。また文字数に限りがあるので情報を吟味して発信する必要があります。その分、手軽に投稿できるのがポイント。拡散力という点では全SNS中ナンバーワンなので、これを見逃す手はありません。

デメリットとしてはとにかく投稿回数を増やさなければ存在感を示すことができないということ。まさしく“継続は力なり”のマーケティング手法といえるでしょう。また思いもよらない反応を引き起こすこともあり、常に炎上リスクをはらんでいます。フォロワー数も最低1000~3000を超えたあたりから効果が出はじめると思っておいてください。

②Facebook

いまや“中高年御用達”の風情が漂うFacebook。テキストのボリュームも無制限だし、画像も動画も投稿可能な使い勝手のいいSNSです。総合力の高さでいえば全SNS中ピカイチといっても過言ではないでしょう。基本的に実名登録になり、つながるためにもある程度のハードルがあるのでコミュニティの堅牢性が担保されています。

デメリットとしては上記の裏返しになるのですが拡散性の面でTwitterに劣るというところでしょうか。後述すInstagramほどではありませんが、ある程度の“好き嫌い”が明確に出るSNSなので販促臭さは押さえるべきではないかと思われます。プロモーションよりはブランディング寄りですね。

③Instagram

ファンを作るという意味においては最適なSNSがInstagramです。基本的にテキスト少なめ、画像や動画でのコミュニケーションが主体になる分「好き」が強く作用します。ですので販促よりは広告色、つまりブランディングの要素を含んでいくほうが効果的。

最近はダイレクトにECページに遷移できる仕様にリニューアルされましたが、それでもインスタから直接売りの場面に連れていくのではなく、ワンクッション置くべきです。またインフルエンサーを活用するのであれば最適なSNSともいえます。ファンコミュニティを作るという意識での運用が求められるでしょう。

デメリットは画像クオリティがいいね!の数を大きく作用するという点。もちろんフォロー数も左右されます。インフルエンサーに丸投げするという手もありますが、やはり自社ブランドのファンを増やしていきたいのであれば専任のデザイナーやフォトグラファーを持つことが必須といえるでしょう。

④You Tube

子どもの将来なりたい職業ナンバーワン、とまで言われているYouTuber。いままさに人気絶頂の動画SNSプラットフォームがYou Tubeです。You Tubeではいわゆるスポット広告として自社のコマーシャル動画を投下することもできますが、なにぶん予算がかかりすぎるというネックがあります。そこで中小やベンチャーの場合、短い動画を作成してアップするというプロモーション活動をおすすめします。

いきなり本格的な動画を目指すのではなく、自社の商品やサービスを印象的に撮影してアップ。それをTwitterなどで拡散するという合せ技が意外な効果を発揮してくれます。撮影機材もiPhoneで。編集もスマホアプリで十分です。

デメリットはシナリオや全体設計をきちんと立てないと行き当たりばったりの動画になってしまうこと。ブランディングの要素も多分に含まれているので、統一感は必要になります。やはりここはプランナーやコピーライター、さらにはデザイナーのスキルを外部から取り入れたほうが間違いないでしょう。

⑤TikTok

女子高生を中心とした若い世代から圧倒的な支持を集めているのがTikTokです。最近では企業が採用コミュニケーションの一環として活用するなどして話題を集めていますね。TikTokの特徴はコンテンツを作り込みさえずればバズる、という点です。また利用者の年齢層がかなり若年層に偏っているのでコスメやエステ、ファッションなど親和性の高い商材・サービスとの相性も抜群ですね。

ネックはあくまでお遊びのツールであること。ユーザーからすれば遊び場に「販促」という大人の都合を持ち込まれることはあまり良い印象をいだきにくいもの。やり方を間違えると逆効果になりかねません。ここの線引というか、呼吸が難しいと思います。また、業界によってはやや軽薄な印象を与えてしまいかねない点も留意すべきでしょう。

Instagramのリールにも同様のことがいえます。

⑥note

最後に、少し変わり種のツールをご紹介します。noteというブログプラットフォームです。これはテキスト中心ですが画像や動画、漫画などもアップできて、しかもかなりボリュームある情報量にも耐えうるプラットフォームなのでしっかりと説明が必要なサービスや商品、あるいはコミュニケーション難度が高い場合にも活用できます。

販促というよりは完全にブランディング寄りではありますが、noteビジネスアカウントなるものも存在し、一部企業では広報活動の軸足を移しつつあります。じっくりとユーザーとコミュニケーションする場合には最適です。またnoteを訪れるユーザーにはテキストに対する親和性があるので、腰を据えてメッセージを発信するのにも向いているでしょう。

ネックは運用のレベルですね。社内でも社外でも構わないのですが、ある程度長文で読み物が書ける、しかも販促なりブランディングといった目的にアジャストしたテキストが作成できるライターが必須になるという点です。継続性も問われるのでその面からもプロのライターを起用するべきだと思われます。

まとめ

いかがでしたか?ひと言でSNSマーケティングといってもツールによって大きく異なることがおわかりになったのではないでしょうか。

次回はどのSNSにも共通していえる、運用の重要性と継続させるために必要なポイントを紹介いたします。