冷蔵冷凍倉庫

おすすめの冷蔵・冷凍倉庫会社6選 – 料金相場や選び方も解説

冷蔵冷凍倉庫

食品業界では、商品の鮮度と品質管理が重要な課題となります。そのため、適切な冷蔵冷凍倉庫を選択することは、商品の価値を維持し、顧客満足度の向上につなげられる重要なポイントとなります。本記事では、そんな冷蔵冷凍保管に強いおすすめの倉庫会社をご紹介します。また、冷蔵冷凍倉庫の料金相場や選び方についてもまとめていますので、冷蔵冷凍倉庫をお探しの方はぜひ参考にしてください。

冷蔵冷凍倉庫の違い

冷蔵倉庫と冷凍倉庫の違いは保管温度と保管されている食品の状態です。

冷蔵倉庫は、10℃以下の温度で食品を保管する施設として知られています。水産物、畜産物、農産品、冷凍食品など、様々な食品の保管に利用されます。

冷凍倉庫は0℃以下の温度で食品を凍結状態にします。冷蔵倉庫では低温によって細菌の増殖を抑制し、食品の鮮度を維持します。微生物の活動を抑える低温環境が、食品の品質保持に役立つのです。

冷蔵冷凍倉庫は、生産者から消費者までの食品流通を支えています。食品の温度管理を徹底することで、品質と鮮度の維持が可能です。

各倉庫の温度帯と保管商品の違い

一般的に倉庫の温度管理では、商品の特性によって以下の4つに区分されます。

区分 温度帯 主な保管商品
常温倉庫 温度管理不要 飲料・日用品
定温倉庫 一定温度 ワイン・チョコレート
冷蔵倉庫 10℃以下 乳製品・精肉・鮮魚
チルド倉庫 0℃~5℃ 生鮮食品・乳製品
冷凍倉庫 -15℃以下 冷凍食品・アイスクリーム

保管する商品の性質に応じて、倉庫には常温から冷凍まで異なる温度帯があります。

常温倉庫では、飲料や日用品など温度管理を必要としない商品を保管します。また、定温倉庫は、温度変化の影響を受けやすい商品を一定の温度で維持します。たとえばワインやチョコレートなど、品質を保つために温度管理が求められる商品を扱います。

冷蔵倉庫では、乳製品や精肉、鮮魚などを低温で保管します。これらの商品は10℃以下の環境で鮮度を保ちます。チルド倉庫は、冷蔵倉庫と冷凍倉庫の中間に位置する温度帯で、主に0℃から5℃程度の温度を保つ倉庫です。生鮮食品や乳製品など、低温ながら凍結を避けたい商品に適しています。

冷凍倉庫では、冷凍食品やアイスクリームを氷点下の温度で保管します。マイナス15℃以下の環境で商品の品質を維持します。

冷蔵・冷凍倉庫会社の選び方

冷蔵冷凍倉庫を選択する際は、商品の品質をしっかりと管理してくれる会社を選ぶのが基本です。それに加えて、立地や実績、料金体系、柔軟なサービス内容などから判断しましょう。以下では、冷蔵・冷凍倉庫会社の選び方を解説します。

倉庫の立地

冷蔵・冷凍倉庫を選ぶ際、立地条件は重要な判断基準となります。なぜなら、倉庫の立地が物流コストや配送時間に影響を与えるためです。特に、生鮮食品や冷凍品のように鮮度が求められる商品では、配送時間の短縮が品質維持のための重要なポイントとなります。

消費地に近い倉庫を選ぶと、商品を新鮮な状態で届けやすくなります。また、高速道路や港湾、空港など主要な交通拠点に近い場所を選べば、国内外への輸送が効率化できます。適切な立地の倉庫を選ぶことで、物流の効率が向上します。顧客に新鮮な商品を提供できることから、信頼感や満足度の向上にもつなげられます。

実績

実績はその会社の信頼性やサービスの質を示します。たとえば、食品業界の大手企業と取引経験がある倉庫会社は、温度管理や衛生管理のノウハウを蓄積していると考えられます。さらに、長い業歴を持つ企業は、法規制や技術革新に柔軟に対応してきた実績が期待できます。こうした背景を持つ企業は、さまざまな業界のニーズに応える能力が高いと考えられます。そのため、自社のニーズに適した実績を持つ倉庫会社を選ぶことが大切です。

料金

冷蔵・冷凍倉庫の料金はさまざまな要因で変わります。その主な要因には、商品の種類や温度帯、立地などが挙げられます。温度管理が厳しくなるほど、高度な設備やエネルギーが必要となり、費用も増加します。

また、倉庫の立地も料金に影響します。都心部の倉庫は物流の利便性が高い一方で、土地代や人件費が高いため、料金が割高になる可能性があります。一方、郊外の倉庫はコストを抑えられる場合がありますが、配送時間や交通アクセスに注意が必要です。

適切な料金設定の倉庫を選ぶことで、物流コストを抑えつつ、効率的な運営を目指せます。料金だけでなく、サービス内容や立地条件も合わせて確認することが重要です。

サービスの柔軟性

企業ごとに保管する商品の種類や量、出荷頻度など、ニーズは異なります。そのため、柔軟に応えられる倉庫を選択することが重要です。たとえば、季節ごとに在庫量が変動する場合、倉庫スペースを柔軟に調整できる会社を選ぶことで、効率的な運営が可能になります。また、異なる温度帯の商品の一括管理が可能な倉庫を利用することで、物流の効率化が期待できるでしょう。

このように、サービスの柔軟性が高い倉庫会社を選ぶことで、多様なニーズに対応しながら効率的な物流体制を構築できます。選定時には、自社の状況や課題に合ったサービスを提供できる倉庫か確認するようにしましょう。

冷蔵・冷凍倉庫サービスの料金相場

以下は、冷蔵・冷凍倉庫サービスの料金の相場です。

分類 費用項目 説明 相場
固定費 システム手数料 在庫データをシステム上で管理するための手数料 3〜10万円程度
業務管理料 倉庫での商品管理にかかる料金 3〜10万円程度
倉庫保管料 商品を保管するスペースに対する料金 坪単位、パレット単位など
変動費 冷凍・冷蔵設備費(光熱費) 冷凍・冷蔵機能を維持するための電力などの費用 温度が低いほど高額
デバンニング料 コンテナから荷物を下ろす作業にかかる費用 3〜6万円程度
入庫料 商品を仕分けし倉庫に格納する作業にかかる手数料 ケースやパレット単位で変動
検品料 入庫した商品の検品作業にかかる費用 10〜30円/商品
出荷料 倉庫から商品をピッキングする作業にかかる費用 20〜40円/商品
梱包料 商品を梱包するための費用 150〜300円/商品
配送料 商品を顧客に届けるための費用 配送先や荷物の条件で変動

冷蔵・冷凍倉庫会社の料金は、地域や倉庫の種類によって異なります。倉庫を選ぶ際は、固定費と変動費の内訳を確認し、適切な料金プランを検討することが重要です。

おすすめの冷蔵・冷凍倉庫会社6選

ここからは、冷蔵・冷凍倉庫を取り扱う企業を7社ご紹介します。各社のサービスの特徴をまとめていますので、冷蔵・冷凍倉庫選びの参考にしてください。

株式会社CIN GROUP(asnaro)

株式会社CIN GROUP(asnaro)は商材により温度管理が必要な場合も対応可能です。これにより、食品や医薬品など、多種多様な商品の保管・出荷ができます。

また、バーコード管理による正確な在庫管理で、信頼性の高いサービスを実現。入庫時の検品から保管、出荷までの全工程で商品の状態を把握できます。

さらに、多様なモールやショッピングカートとの連携が可能で、流通加工から出荷まで一貫したサポートも行なっています。明朗な料金体系と柔軟な対応力で、小規模から大規模までの企業の物流業務を効率化し、コスト削減に貢献します。

霞ヶ関キャピタル株式会社(LOGI FLAG)

LOGI FLAGは、物流業界の変化に対応した次世代型の倉庫サービスを展開しています。同社では、常温・冷凍・冷蔵の3温度帯に対応した賃貸型物流施設を全国で運営。保管スペースは利用者のニーズに合わせて柔軟に調整が可能です。

入出荷料金と保管料金は、利用期間とスペースに応じた料金体系を採用していて、効率的な空間設計により、多様化する物流ニーズに応えられる施設となっています。

また、自動倉庫システムを導入し、入出荷作業の効率化を実現。埼玉県入間郡の所沢施設では、最新の冷凍自動倉庫を完備しています。利用者は必要な期間と面積を選んで使用できるため、保管コストの最適化が図れます。

X NETWORK株式会社(COLD X NETWORK)

LOGI FLAGは冷凍・冷蔵・常温の3温度帯に対応した物流施設です。物流業界の課題を解決する次世代型の倉庫として生まれました。必要な時に必要な分だけ利用できるシェアリング型の仕組みにより、保管コストを抑えられます。

また、在庫管理の効率化で作業時間を短縮可能。24時間体制の監視システムにより、商品の紛失や破損のリスクを防ぎます。

厳重なアクセス制御により、取引先の情報漏洩を防止。定期的な点検で品質管理を徹底し、商品の価値を守ります。

横浜冷凍株式会社

横浜冷凍は日本全国に物流拠点を持つ冷蔵・冷凍保管の専門企業です。水産品や農畜産品の鮮度を守り、食の価値を届けます。

全国規模のネットワークにより、産地から消費地まで途切れない物流を実現。食品の品質管理に関する長年の実績で、商品の価値を最大限に引き出せます。

同社では、保管だけでなく、食品の加工や輸出入にも対応しています。最新の設備と確かな技術で、食品を理想的な温度で保管できます。

株式会社関通

株式会社開通は保管から配送までに対応する企業です。関東と関西の両拠点から、全国への配送網を構築しています。自社開発のWMS「クラウドトーマス」が賞味期限を自動で管理するため、食品ロスを減らせます。倉庫探しや人員確保の手間も軽減し、本業に集中できるでしょう。

同社では、マイナス25度までの温度管理で、食品の品質を保ちながら保管できます。小売店への大量配送から、個人宅への小口配送まで一括対応可能。東西の拠点があるため、災害時も商品を配送できます。

北王流通株式会社

北王流通株式会社は、食品の鮮度管理に関する課題を解決します。関東圏7拠点に合計10,000坪の倉庫を構え、食品を適切な状態で保管可能です。

同社は、食品の価値を下げない温度管理が強みです。常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応し、外気の影響を受けないドッグシェルター完備で品質劣化を防ぎます。

また、小ロットの保管や店舗ごとの小分けにも対応可能。複数メーカーの商品をまとめて1箱に梱包できるため、店舗での荷受け作業の手間も軽減できます。

まとめ

冷蔵・冷凍倉庫は温度管理が商品の品質維持につながることから、各社の特徴を把握し、比較検討することが求められます。商品の安全と品質を守るためにも、自社の取扱商品に適した温度帯と管理体制を持つ倉庫会社を選びましょう。

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