楽天RPP広告とは

楽天RPP広告とは?メリット・デメリット、設定方法を解説

  • 最終更新日:2024.11.15
楽天RPP広告とは

楽天市場では、検索キーワードと関連性の高い商品の広告が、検索結果の上位に表示されます。

それが、RPP広告です。
RPP広告を活用すると、購入意欲の高いユーザーに直接アプローチすることが可能となります。

この記事では、そんな楽天RPP広告のメリット・デメリット、配信までの設定方法をご紹介します。

初めてRPP広告を活用する方は、ぜひ参考にしてください。

楽天RPP広告とは?

楽天RPP広告は、楽天市場の検索結果ページに表示される検索連動型広告です。

ユーザーが入力したキーワードに関連する商品広告が、検索結果の最上位に「PR」マークとともに表示されます。検索結果の上位に表示されることにより、新規顧客の獲得やリピート率向上につなげられます。

RPP広告は、クリック課金型の広告です。広告がクリックされたときのみ費用が発生するため、効率的な予算管理が可能です。また、月額5,000円という低予算から始められるため、小規模店舗でも気軽に利用できます。

楽天市場では、アクセス数の約4割が検索経由と言われています。そのため、RPP広告を活用して検索結果の上位に表示することは、商品の認知度を高め、売上増加を実現する重要な施策となります。

楽天RPP広告を導入するメリットとデメリット

楽天RPP広告のメリット

楽天RPP広告の魅力は、検索結果の最上位に表示されることから、視認性が高い点です。ユーザーの目に留まりやすく、クリック率向上につなげられます。

また、クリック課金制を採用しているため、クリックされるまで費用が発生しないのも魅力のひとつです。

さらに、月額5,000円という低予算から始められる点もポイント。予算の上限に達すると自動的に広告配信が停止されるため、予算管理も容易に行なえます。

そのほか、ユーザーの検索キーワードと関連性の高い商品広告を表示できるため、クリック率や購入率の向上が期待できます。

楽天RPP広告のデメリット

楽天RPP広告のデメリットは、広告の掲載場所やキーワードを指定できないため、意図しない商品が予期せぬ場所に表示される可能性があることです。これにより、ターゲット層と合致しないユーザーに商品が露出されてしまう場合があります。

さらに、パフォーマンスレポートの分析には注意が必要です。広告経由で流入した顧客が、別の商品を購入した場合も売上に含まれるため、純粋な広告効果の判断が難しくなるというデメリットがあります。

楽天RPP広告の設定方法

楽天RPP広告の基本設定は、まず、RMSにログインし、「広告(プロモーションメニュー)」から「検索連動型広告(RPP)」を選択します。

次に、キャンペーンのタブを開き、新規登録を押します。ここで、「キャンぺーンの新規登録」を行ないます。

入力が必要な項目は次の4つです。

  • キャンペーン名:管理しやすい名前を入力します。
  • ステータス:すぐ始める場合は「有効」にチェックを入れます。「無効」にすると、停止できます。
  • 継続月予算:ここに入力した金額が今月以降も継続的に適用されます。
  • CPC(1クリックあたりの入札単価):1クリック当たりの単価を入力します。最低10円から設定可能です。

入力完了後、「登録する」を押すと、24時間以内に広告の掲載が始まります。

「除外商品」の設定も忘れずに

除外商品は、RPP広告に表示させたくない商品を設定できるものです。

設定すると無駄なクリックを減らせるため、効率的かつ効果的な広告運用が可能になります。

RPP広告の設定を行なうと、店舗内のすべての商品が配信対象となってしまいます。広告配信をしない商品については除外設定をしておきましょう。

RMSにログイン > 「広告(プロモーションメニュー)」 > 「検索連動型広告(RPP)」 > 「除外商品」

この手順で除外商品を登録できます。

楽天RPP広告の運用における最重要ポイント

楽天RPP広告を効果的に運用するには、的確なターゲティングがポイントになります。

つまり、キーワードターゲティングです。
商品やサービスに関連する複合キーワードを設定することで、より具体的な興味を持つユーザーにアプローチできます。

たとえば、「スニーカー」よりも「ランニング用スニーカー」のほうが、ターゲットを絞りやすいです。

また、ターゲティングの効果を最大化するには、パフォーマンスレポートを分析し、効果の高いターゲットを見極めることが大切です。

これにより、効率的な広告運用が可能になります。さらに、年齢、性別、地域などの属性を設定することで、商品に最適なユーザー層にリーチできます。

RPP広告を運用する際は、ぜひ効果的なキーワードを選定しましょう。

楽天RPP広告の運用事例

ある化粧品ブランドは、季節に合わせた商品ラインナップを前面に押し出し、ターゲット層に絞った広告配信を行ないました。結果、クリック率が前月比30%増加し、売上も大幅に伸びたのです。

また、ある家電メーカーは、新製品のランディングページを最適化し、RPP広告と連動させることで、商品の特徴を効果的にアピール。これにより、広告からの購入率が2倍に跳ね上がりました。

さらに、リピート購入を促すために、RPP広告を活用した食品通販業者は、リピート率を1.5倍に向上させました。この結果は、過去の購買履歴をもとにしたターゲティングを行ない、顧客の嗜好に合わせた商品を提案することで、実現しました。

これらの事例から、楽天RPP広告は適切な戦略と運用により、高い広告効果が期待できることがわかります。

まとめ

楽天RPP広告は、楽天市場で効果的に商品をアピールできる広告ツールです。

RPP広告の導入により、商品の認知度向上や売上増加が期待できます。

ぜひ、この記事を参考にRPP広告を設定し、より多くの顧客を獲得し、売上アップにつなげてみてください。

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