ECモールとは?自社ECとの違いから出店の流れまで解説

ECモールとはどのようなものか興味をお持ちですか?この記事では、ECモールの概要や利用するメリット・デメリットを解説します。また、自社ECサイトとの違いや出店の流れもご紹介しますので、ECモールへの出店を検討中の方はぜひ参考にしてください。
目次
ECモールとは?
ECモールの定義
ECモールとは、インターネット上で多くの店舗が商品を販売する場所を意味します。実際のデパートと同じく、さまざまな品物を一度に比較できる場とも言えます。利用者は食品や衣類、家電など、多岐にわたる商品をひとつのサイトで比較検討できます。
店舗側にとっては、ECモールが持つ集客力や知名度を活かし、商品を幅広い人に認知してもらえるという利点があります。自社だけでは届かない層にもアピールしやすくなるのはECモールの大きな魅力と言えます。
ECモールと実店舗との違い
ECモールと実店舗は、多くの店舗が集まっているという点で共通しています。ただし、ECモールはインターネット上にあるため、時間や場所に縛られず買い物ができる点が特徴です。深夜でも商品を探せますし、地域を問わず全国から商品を取り寄せられます。
実際に店舗へ足を運ばずに済むことから、手軽さを感じる方も多いようです。さらに、ECモールでは実店舗では見かけにくい商品や専門性の高い店舗と出会えることもあります。世界中の店を一度に見て回るような感覚を味わえるのも、ECモールならではの魅力といえるでしょう。
主なECモール一覧
ひとくちにECモールと言っても、その種類はさまざまです。ここでは、代表的なECモールをご紹介します。
楽天市場
楽天市場は、日本国内でも最大級のECモールとして知られています。日用品から高額商品まで多彩なジャンルを扱っており、幅広い層のユーザーに利用されています。
そんな楽天市場の強みは、圧倒的な集客力です。楽天独自のポイント制度を活かしたキャンペーンやセールが頻繁に実施されており、それらがユーザーの再訪を促します。さらに、楽天グループ全体の知名度も、購入者に安心感を与えやすい点です。
楽天市場への出店には一定の費用がかかるうえ、同ジャンルの競合も多く存在します。埋もれずに売上を伸ばすには、SEO対策や広告活用を含む戦略的な運営が欠かせません。適切に運営しないと、期待した成果につながりにくい場合があるため、事前の準備が重要です。
Amazon
Amazonは、世界規模で展開されているECモールのひとつです。商品数の豊富さに加えて、プライム会員向けの特典や当日配送など、利便性を意識した独自のサービスを多数提供しています。
出店者にとっての魅力は、国内だけでなく海外にも販路を広げやすい点にあります。Amazonは多言語対応や国際配送体制が整っており、越境ECを視野に入れる事業者にとって有力なECモールと言えます。
ただし、出店には一定の手数料がかかり、ジャンルによっては競争が激しくなることも。価格競争を避けるには、ブランドの訴求力や商品の差別化が重要です。競争力を強化するためにも、継続的な運用改善が欠かせません。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは、Yahoo! JAPANの各種サービスと連携しており、PayPayユーザーを中心に一定の集客力を持つECモールです。検索導線や広告枠も複数用意されており、Yahoo!関連サービスを日常的に利用しているユーザー層との接点が得られやすい点が特徴です。
Yahoo!ショッピングは、出店時の初期費用や月額利用料は無料で、固定費をおさえて参入しやすいECモールです。ただし、商品が売れた際には決済手数料に加え、ストアポイントやキャンペーン原資の負担金が発生します。
Yahoo!ショッピングで成果を出すには、PayPay連携キャンペーンの活用や、検索対策として商品名・説明文にキーワードを適切に盛り込むことが効果的です。モールの特性を理解したうえで、ユーザー層に合わせた導線設計や売り場づくりが求められます。
【海外】AliExpress
AliExpress(アリエクスプレス)は、中国のアリババグループが運営する越境型ECモールです。楽天市場やAmazonなどの国内モールとは異なり、販売対象は主に海外ユーザーです。出店することによって、アジアや欧州、南米など多国籍な市場へのアクセスが可能になります。
AliExpressの特徴は、低価格帯の商品が多く流通している点です。利用者は低価格を重視する傾向が強いため、仕入れ原価をおさえやすい商材や、価格訴求に強いカテゴリとは特に相性が良いとされています。
一方で、日本語対応の管理画面やカスタマーサポートは限定的で、出品・運営に一定のハードルがある点には注意が必要です。
【海外】Lazada
Lazada(ラザダ)は、東南アジアを中心に展開するECモールで、現地ユーザーに広く利用されています。Lazadaに出店すれば、成長が見込まれる東南アジア市場で、自社商品を販売するチャンスが広がります。対応言語や決済手段が国ごとに整備されており、比較的スムーズな取引がしやすいモールです。
特にシンガポール、マレーシア、フィリピンなどの都市部では、オンラインショッピングの利用が拡大傾向にあります。こうした地域に早期から参入すれば、競合が少ない段階で認知を獲得できる可能性もあります。
一方で、国ごとに購買行動の傾向が異なるため、現地向けに内容を調整する「ローカライズ対応」が必要です。加えて、物流インフラが未整備な地域では、配送遅延やコスト増のリスクも想定しておくことが求められます。
【海外】Shopee
Shopee(ショッピー)は、東南アジアと台湾を中心に展開されているECモールです。スマートフォンからの利用を前提とした設計で、若年層のユーザーに広く利用されています。
商品ページはアプリ上で表示されることを前提に作られており、視覚的な訴求力が購買行動を左右します。また、SNSとの連携もしやすく、ライブ配信やインフルエンサーによる訴求も可能です。
Shopee内では価格競争が激しく、値下げをするだけでは利益を確保しにくい場面もあります。レビューや配送体制など、周辺の信頼性を高める工夫が必要になります。
【専門型モール】ZOZOTOWN
ZOZOTOWN(ゾゾタウン)は、ファッションに特化したECモールとして一定のブランド力を持っています。国内外のアパレルブランドやセレクトショップが多数参加しており、ファッションに関心の高いユーザー層から支持を集めています。
出店の魅力は、感度の高い顧客にリーチできる点です。トレンドに敏感な層が集まりやすいため、ブランドイメージを重視する企業にとっては相性が良いと考えられます。また、ZOZO独自のキャンペーンやアプリ上での提案機能など、リピートを促す仕組みも整っています。
一方で、掲載ブランド数が多く、競合との比較が生まれやすい環境でもあります。ZOZOTOWNでは、価格だけでなく、商品写真の見せ方や説明文の工夫といった魅せる設計が求められます。
ECモールと自社ECサイトの違い
ECサイトを運営するうえで、ECモールと自社ECサイトのどちらを選ぶべきか、あるいは両方活用すべきか悩む方は多いです。ここでは、それぞれの特徴を比較し、どちらが自社のビジネスに適しているか解説します。
ECモール型の特徴
ECモールは、複数の店舗がひとつのオンライン上に集まるショッピングモールのような存在です。ユーザーは、ジャンルを問わずさまざまな商品を一度に検索・比較できるため、購買意欲の高い層が集まりやすい傾向があります。
モール型の主な強みは、集客力と出店準備の手軽さです。モール自体が一定の知名度とアクセスを持っているため、出店直後でもある程度の閲覧数を見込めます。さらに、決済システムや商品ページの基本構造もすでに用意されており、自社で一から構築するよりもスピーディに販売を始められます。
モール型は、初期投資を抑えつつ早く販売を始めたい場合や、既存の集客基盤を活用したい場合に向いています。
自社ECサイトの特徴
自社ECサイトの特徴は、何といっても設計や運用における自由度の高さです。サイト全体のデザインから機能、販売戦略に至るまで、すべてを自社の方針に合わせて調整できます。これにより、ブランドの世界観を隅々まで表現しやすくなります。
ECモールでは、あらかじめ用意されたレイアウトや機能に沿って運用するため、細部にまでブランディングを反映させるのは難しい面があります。その点、自社ECでは、独自性を訴求できる点は大きなメリットです。
また、会員制度やポイントシステムを自社仕様で導入すれば、購入体験をブランドに合わせて設計しやすくなります。これによって、顧客との接点を深めながら、継続的な関係構築も可能になります。
ECモールのような集客力や手軽さには及ばない面もありますが、ブランドの魅力や価値観を体感してもらいたい場合には、自社ECでの出店が有効です。
ECモールと自社ECとではどちらを選ぶべきか?
ECモールと自社ECには、それぞれ異なる強みがあります。どちらか一方に絞るのではなく、両方の特徴を踏まえたうえで、目的や事業フェーズに応じて使い分けるのがおすすめです。
ECモールは、すでに集客力を持つプラットフォームであるため、商品やブランドを知ってもらうきっかけとして有効です。認知拡大や新規顧客の獲得を重視する場面では、導入しやすい選択肢と言えます。
一方で、自社ECはブランディングに向いています。サイトデザインや導線設計を自社の世界観に合わせて構築できるため、ブランドの価値を伝えやすくなります。また、購入後のフォローや会員施策を通じて、顧客との関係を深めていく運用にも適しています。
たとえば、ECモールで初回購入の接点をつくり、その後に自社ECへ誘導する導線を整えることで、両者の役割を分けた運営も可能です。新規開拓とリピーター育成、それぞれの目的に応じてモールと自社ECを組み合わせる運用は、成果を高めやすい構成と言えます。
自社の商材やリソース、成長戦略に合わせて、どのチャネルを活用するか検討するとよいでしょう。
ECモールに出店するメリット
ECモールに出店することで得られるメリットは主に以下の3つです。
- 集客力が高い
- 信頼性がある
- 決済やシステムが整っている
ひとつずつ解説します。
集客力が高い
ECモールを利用する利点のひとつは集客力が高いことです。ECモールを活用すれば、すでに多くのユーザーを集めている販売の場に参加できます。モール全体に常に一定のアクセスがあるため、出店直後でも店舗への流入を見込めます。
集客力の高さの理由のひとつに、モール運営側による大規模なプロモーションが挙げられます。マスメディアやウェブ広告を通じた継続的な露出により、ECモール自体の認知が広く浸透しています。加えて、検索やランキングといった回遊性を高める機能が備わっている点も魅力です。特定の商品を探しているユーザーに関連商品として表示されたり、売れ筋として注目を集めたりと、接点の生まれやすい構造です。
自社でゼロからECサイトを立ち上げる場合、まずアクセスを集めること自体が大きな課題となります。その点、ECモールは、スタートアップ段階でも比較的早期に販売機会を得られるのは大きな特徴と言えます。
信頼性がある
ECモールに出店するメリットとして、購入者からの信頼を得やすい点も挙げられます。知名度の低い個別サイトよりも、有名なモール上で買い物をしたほうが安心だと感じるユーザーは多い傾向にあります。
多くのモールでは、出店時に審査を設けており、販売事業者の信頼性を一定水準で担保しています。また、レビューや購入者の評価を公開している点も、購買判断を後押しする材料のひとつです。これらの情報は、店舗ごとの実績や対応品質を見極める手がかりとなります。
さらに、配送ミスや商品不良といったトラブル時には、モール運営が仲介に入り、対応をサポートする体制を整えている場合もあります。事業者任せにせず、一定のサポートが受けられる点は、リスクを抑える意味でも安心材料と言えるでしょう。
特に高価格帯の商品を扱うブランドや、ECに不慣れなユーザーを想定した販売では、モールの信頼性が購入の後押しにつながります。
決済やシステムが整っている
ECモールには、販売に必要な基本機能があらかじめ備わっています。主要な決済手段に対応しているため、購入者が自分に合った支払い方法を選びやすい環境が整っています。
これらの仕組みを自社で導入・管理する場合、初期費用や運用負担が必要となります。モールでは、そのような事前準備が不要となり、出店後すぐに販売することが可能です。
さらに、多くのモールでは、購買履歴や顧客情報をもとに販促に活用できる機能も提供されています。特定の商品を購入した顧客に再度アプローチをかけるなど、売上の最大化に向けた施策を組み立てやすくなります。
また、広告やキャンペーンを支援するツールも充実しており、販促計画の設計と実行を一つの管理画面で完結させることも可能です。ゼロからシステムを構築する負担がないぶん、商品開発や顧客対応といったコア業務に集中しやすくなります。
ECモールに出店するデメリット
ECモールへの出店を検討する際は、デメリットを把握しておくことも大切です。この章では、ECモールに出店するデメリットをチェックしていきましょう。
手数料がかかる
ECモールに出店する場合、手数料がかかります。プラットフォーム運営側は、利用料や販売手数料などを収益源としており、出店者はその仕組みに参加する形となります。
ECモールでは、売上に応じて一定の割合が手数料として差し引かれます。たとえば、楽天市場では出店プランによって月額料金やシステム利用料が設定されており、加えて販売手数料が発生します。Amazonも同様に、月額登録料と販売手数料の両方が必要です。
これらの手数料は、粗利率(売上高に対する利益の割合)が低い商材では利益を圧迫する要因になる可能性があります。そのため、出店前には各モールの手数料を比較し、自社の売上目標や採算ラインと照らし合わせて検討する必要があります。
競合が多い
ECモールでは、差別化の意識を持たずに出店すると、競合に埋もれやすくなります。モール内には同じカテゴリの商品を扱う店舗が多数存在し、商品情報や価格、レビューが一覧で比較される仕組みになっています。特に類似商品が多い場合は、価格だけで判断されやすく、値下げ合戦に巻き込まれる可能性もあります。
素材や製造工程にこだわった商品であれば、詳細な説明やストーリーを加えることで他店との差が明確になります。さらに、購入後のフォロー体制や配送の丁寧さなど、商品以外の要素でも独自性を打ち出すことが可能です。競合が多い環境は、自社の強みを見直す機会でもあります。モール内で選ばれる存在になるには、「何を売るか」だけでなく、「どう伝えるか」まで含めた工夫が必要です。
価格競争に巻き込まれやすい
ECモールでは、価格以外の価値を明確に伝えなければ、価格競争に巻き込まれてしまうことがあります。出店者同士で類似商品が並ぶため、一覧画面ではどうしても価格が目立ちます。そのため、値下げだけに頼った販売方法では利益を圧縮しやすく、継続的な運営にも支障が出やすくなります。
同一ブランドの商品を複数の店舗が扱う場合、説明文や写真、サービス体制の違いが伝わらなければ、価格差だけが印象に残ります。そうした環境では、商品に込めた工夫や、購入後のサポート体制まで含めて、価値として伝える姿勢が問われます。結果として、価格以外の判断軸を提示できる店舗ほど、選ばれやすくなるのです。
安さを前提とした訴求ではなく、価格以外の要素でユーザーの購買意欲を惹きつける要素を磨くことが、価格競争から抜け出す手がかりとなります。
ECモール出店の流れ
ECモールへの出店は、実店舗を持つよりも手軽に始められるのが魅力です。スムーズに出店できるよう、実際にどのようなステップを踏む必要があるのか確認しておきましょう。ここでは、ECモールに出店する際の流れについて解説します。
出店申請
ECモールへの最初のステップは「審査」の申し込みです。手続き自体はシンプルですが、提出書類に漏れがあると審査が長引きます。代表的な必要書類は以下のとおりです。
- 登記簿謄本
- 印鑑証明書
- 代表者の本人確認書類
- 取り扱う商品の概要
- 事業計画書
各モールでフォーマットや提出方法が変わるため、案内ページを確認したうえで書類を揃えましょう。審査担当者は違法商材の有無や事業の継続性をチェックします。
書類が整えば契約手続きに入り、店舗ページの準備に進みます。スムーズな審査通過を目指すなら、書式チェックと押印漏れを事前に確認しましょう。
商品登録
ECモールで売上を伸ばすには、商品に興味を持たれるページ設計が欠かせません。審査に通過した後は、商品画像や説明文、価格などを登録していきます。
購入の決め手になるのは、シンプルでわかりやすい情報です。ターゲットに合わせた言葉選びも重要なポイントです。たとえば、若年層向けならファッション性やトレンド感を押し出し、ビジネスパーソン向けなら機能性や利便性を前面に出すと響きやすくなります。
また、メリットだけでなく注意点もきちんと伝えると、商品への信頼度が上がります。小さなミスが返品やクレームにつながるため、登録前の最終チェックは必ず行ないましょう。
デザイン設定
商品の登録が完了したら、次は店舗全体のデザインを整えます。 モールでは、ロゴやバナー、カラーリングなどを通して、お店の世界観を表現することが可能です。
ターゲット層に合わせたデザイン設計は、集客力につながります。落ち着いたトーンを選べば信頼感を高められますし、ポップな色使いなら親しみやすさを演出できるでしょう。
デザインに迷ったら、モール推奨のテンプレートを活用するのもひとつの手段です。独自性にこだわりすぎず、ターゲットに伝わるわかりやすいページデザインを心がけましょう。
販売開始
準備が整ったら、いよいよ販売開始です。 商品ページと在庫情報を最終チェックしたら、公開作業へ進みます。公開後は、モール内の検索結果や特集ページに掲載される可能性があり、少しずつ閲覧数が増えていくケースもあります。
最初の数日間は、商品へのリアクションがダイレクトに見える貴重なタイミングです。アクセス状況や問い合わせ内容をこまめに確認しながら、必要に応じてページの改善も行ないます。あわせて、購入者への対応やレビュー管理を継続的に行ない、モール内での評価向上を目指しましょう。
ECモールのよくある質問
ECモールの出店に向いている業種は?
ECモールへの出店は、幅広い業種に向いています。地域や時間の制限を受けず、多様なニーズに応えられるためです。たとえば、アパレルや雑貨、食品といった定番商材に加え、DIY用品、ペット用品、健康食品なども需要が見込まれます。
さらに、地域限定の加工品やハンドメイド作品など、個性的な商品も全国へ届けやすい環境が整っています。自社の商品やサービスに幅広い需要が見込めるなら、ECモール出店はひとつの選択肢となるでしょう。
スマホだけで出店・運営できる?
スマホだけでも出店準備や基本的な運営は進められます。商品撮影、登録、顧客対応など、シンプルな作業はスマホで操作可能です。
一方で、ストアデザインのカスタマイズや売上データの分析、在庫の一括管理には、PC環境のほうが適しています。スマホ特化型アプリを活用すれば、初期段階は手軽に始めやすくなります。運営規模や業務量が増えてきたら、PCを併用する運営体制への移行を視野に入れておくとよいでしょう。
まとめ
ECモールは、既存の集客力やシステム環境を活用することで、スムーズに販売チャネルを拡大できるものです。効率よく運営を進めるためにも、各モールの特性を理解し、事前準備を整えたうえで戦略的に出店しましょう。ぜひ本記事の内容を参考にして、ECモールへの出店計画や運営準備を進めてみてください。